〜vol.1 コーチングとは何か〜
「コーチングとは何か」についてご説明します。
まず、コーチングという言葉の定義は、
「質問を主体とした対話を通じて、相手の目標達成をサポートすること」
になります。
定義だけではわかりにくいと思いますので、コーチングと
似て非なるものと比較しながら、詳しくご説明してみます。
まず、「カウンセリング」と比較してみましょう。
「コーチング」と「カウンセリング」は、
「聞き手が相手の話を傾聴しつつ、1対1でセッションを進めていく」
といった点等が似ているのですが、明確な違いがあります。
違いを簡潔に言うと、
カウンセリングは、マイナスの状態（うつ病、精神疾患など）の人を
正常な状態・０ベースにするための対話で、
コーチングは、０ベースの日常生活に支障のない人に対し、
よりプラスの方向へ成長や改善を促すための対話になります。
マイナスの状態から０ベースへもっていくのか、０の状態からプラスに
持っていくのかという点が、大きな違いになるわけですね。
次に「コーチング」と「コンサルティング」を比較してみます。
コンサルティングは、基本的に教えること主体で、
相手をコントロールしていく関わり方になります。
それに対し、コーチングは、教えることをほとんどせず、
相手をコントロールすることを主体としません。
あくまで相手に質問を駆使することで、本人の考えを引き出すことを
主眼としますので、主体性を尊重する関わり方と言えます。
要するに、指導を施すのか、本人の考えを引き出すのかが、
この２つの違いですね。
ちなみに、こちらで提供しているコーチングは、上記のような
「聞く、質問する」といったコーチングのベースに加え、
心理的技法、ＮＬＰなど様々なアプローチを取り入れている点に
特徴があります。
それにより、仕事や人材育成において、
「理屈ではわかっていても、感情的に葛藤があって
なかなか実行できない」
といったような表面的な対話では解決できない
難しいテーマにも対応が可能となっています。
ご説明は以上ですが、お分かりいただけましたでしょうか。
もし、以上のご説明でも、よくわからないという方は、
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